店舗の屋外看板7選|おしゃれに見せる選び方
街を歩いていて、思わず足を止めたくなるお店。そんなお店には、外観の雰囲気に似合う看板が取り付けられていることが多くあります。
看板は、店名を知らせるだけのものではありません。やさしい雰囲気、上質な印象、親しみやすさなど、お店の個性をひと目で伝える大切な存在です。看板の種類や素材感、色、書体によって、同じ建物でも見え方は大きく変わります。
今回は、カフェ、サロン、クリニック、スクールなど、さまざまな店舗の屋外に取り入れやすい、おしゃれな看板をご紹介します。写真を見ながら、理想のお店に近いイメージを探してみてください。
おしゃれな看板は「お店らしさ」と「読みやすさ」の両立が大切
おしゃれな看板というと、細い筆記体や淡い色、装飾の多いデザインを思い浮かべるかもしれません。しかし、雰囲気だけを優先して店名が読めなくなると、看板としての役割を十分に果たせません。
大切なのは、お店の外観に調和しながら、必要な情報がきちんと伝わることです。遠くから見る店名看板には情報を詰め込みすぎず、営業時間やメニューは入口付近の看板へ分けると、すっきり見せやすくなります。
それでは、屋外の店舗におすすめしたい7種類の看板を見ていきましょう。
1.外観になじむ、シンプルな木目調プレート看板
プレート看板は、アルミ複合板に店名やロゴを表示する、薄くすっきりとした看板です。フルカラーで印刷できるため、ロゴの色やイラスト、木目なども表現できます。
外壁と同系色でまとめれば落ち着いた印象に、看板と文字の明るさに差をつければ、シンプルでも読みやすく仕上がります。角を丸くしたり、ロゴに合わせて輪郭をカットしたりすると、やわらかさも加えられます。
カフェ、ベーカリー、スクール、クリニックなど、幅広い業種に合わせやすい看板です。
2.歩く人の目に留まりやすい、突き出し看板
突き出し看板は、建物の壁から道路側へ張り出すように設置する看板です。店舗の正面を向いた壁面看板とは異なり、通りを歩いている人の進行方向から見つけやすい特徴があります。
小さな丸型や正方形に店名・ロゴを絞って表示すると、アクセサリーのように外観へなじみます。細いフレーム、落ち着いた金属色、余白を生かしたデザインは、サロンや小さなカフェにもよく似合います。
通りから入口が見えにくい店舗や、建物が並ぶ場所でお店の位置を知らせたい場合におすすめです。
3.入口前で情報を伝える、スタンド看板
スタンド看板は、入口付近に置いて使う自立式の看板です。店名だけでなく、メニュー、料金、営業時間、当日の案内など、来店前に知ってほしい情報を伝えられます。
おしゃれに見せるポイントは、情報の優先順位をつけること。店名、代表的なサービス、営業案内などに絞り、詳しい内容は店内メニューやQRコードへつなげると、余白を保ちやすくなります。
ただし、道路や歩道へはみ出す設置は避け、敷地内の安全な場所に置きましょう。屋外では、風による転倒への対策も必要です。
4.上質で端正な、ステンレス切り文字看板
ステンレス切り文字は、店名やロゴの形に切り出した金属文字を、一文字ずつ取り付ける看板です。看板の土台が見えないため、建物と一体になったような端正な印象をつくれます。
ヘアライン仕上げは落ち着いた金属感、鏡面仕上げは華やかな光沢、塗装仕上げはブランドカラーというように、表面の仕上げで印象が変わります。
クリニック、ホテル、ジュエリーショップ、落ち着いたサロンなど、清潔感や上質さを大切にする店舗に向いています。
5.やわらかな立体感をつくる、カルプ文字看板
カルプ文字は、厚みのある板材を文字やロゴの形に加工した立体文字です。金属文字よりもやわらかな印象をつくりやすく、外壁に自然な陰影が生まれます。
白やベージュ、くすみカラーでまとめるとやさしく上品に、濃い色を使うと外壁の中で文字が引き締まります。文字の厚みや側面の色によっても雰囲気が変わるため、正面だけでなく斜めからの見え方も確認したい看板です。
カフェ、ベーカリー、雑貨店、サロン、スクールなど、親しみやすさを伝えたい店舗におすすめです。
6.ガラス面を生かす、ウィンドウサイン
ウィンドウサインは、窓ガラスへシートを貼り、店名や営業時間などを表示する方法です。外壁へ大きな看板を取り付けにくい店舗でも、既存のガラス面を活用できます。
白い文字だけで軽やかに見せる、すりガラス調シートで目隠しを兼ねる、店舗カラーを使って窓の一部を印象づけるなど、目的に合わせて仕上げられます。
ただし、店内が暗い場合や背景が複雑な場合は、文字が見えにくくなることがあります。昼と夜、店内照明を付けた状態の両方で確認すると安心です。
7.布のやわらかさを生かす、店頭幕
店頭幕は、布やターポリンなどへ店名や商品写真を印刷し、入口横などに設置する看板です。板や金属とは異なるやわらかな質感があり、外観へ季節感や温かみを加えられます。
縦長の形を生かして、店名、短いキャッチコピー、代表商品を大きく配置すると、離れた場所からも内容をつかみやすくなります。情報を詰め込みすぎず、色数を絞ることが上品に見せるポイントです。
和菓子店、ベーカリー、カフェ、飲食店、期間限定イベントなどに取り入れやすい看板です。
看板をおしゃれに見せる3つのポイント
外観と看板の色を一緒に考える
看板だけを単体で考えず、外壁、扉、窓枠、植栽との組み合わせを確認しましょう。同系色でまとめる場合も、文字と背景の明るさに差をつけると読みやすくなります。
見せたい情報を絞る
遠くから見る看板は、店名と業種など必要な内容に絞ります。営業時間、料金、詳しいメニューは、入口付近のスタンド看板やウィンドウサインへ分けると、外観全体が整います。
昼と夜、正面と斜めから確認する
看板は、見る時間や方向によって印象が変わります。昼はきれいに見えても、夜は文字が暗くなることがあります。突き出し看板や立体文字は、正面だけでなく、歩いてくる方向からの見え方も確認しましょう。
迷ったときは「誰に、どこから見てほしいか」を考える
看板の種類を選ぶときは、見た目の好みだけでなく、誰に、どの位置から見てもらいたいかを考えることが大切です。
通りを歩く人に店舗の場所を知らせたいなら突き出し看板、入口前でメニューを伝えたいならスタンド看板、建物全体を上質に見せたいなら切り文字など、目的によって適した看板は変わります。
一種類ですべてを伝えようとせず、遠くから見つける看板と、入口で詳しく読む看板を組み合わせる方法もあります。役割を分けることで、情報を詰め込まず、すっきりとした外観をつくれます。
SUMMARY
お店の雰囲気が伝わる看板を選ぼう
おしゃれな屋外看板は、目立つだけでなく、お店の雰囲気と必要な情報をわかりやすく伝えてくれます。
- 薄くすっきりしたプレート看板、通りから見つけやすい突き出し看板、上質な切り文字、やわらかなカルプ文字など、それぞれに異なる魅力がある
- 店舗の外観、業種、見てほしい距離、伝えたい内容を整理すると、お店に合う形が見つかりやすくなる
- 色、書体、素材感、設置位置を一つずつ確認していくことが、理想の看板づくりの近道
写真を見ながら「この雰囲気が好き」と感じる看板を集め、お店らしさと読みやすさを両立した看板をつくることが、初めて訪れるお客様にも心地よい第一印象を届けてくれます。